太陽のマネジメントとは

太陽のマネジメント

イソップ寓話の「北風と太陽」になぞらえ、
マネジメント手法を「北風のマネジメント」「太陽のマネジメント」と表現しています。

旅人のコートを力づくで剥ぎ取ろうとする北風、
旅人を照らし暖めることで自主的にコートを脱がせる太陽。

短絡的に考えると、
北風は部下に厳しいマネジメント、
太陽は部下に甘いマネジメントと受け取る人がいます。

そうではありません。

部下に甘いとか厳しいではなく、
上司として自分自身に甘いのか厳しいのかです。

うまくいかないことを部下の責任にしている甘いマネジメントが北風のマネジメント。
原因は自分にあると考え、まずは自分が変わるとする厳しさで臨むのが太陽のマネジメントです。

 

無理矢理に仕事をさせることは大切

部下に無理矢理に仕事をさせることが、そのまま北風のマネジメントではありません。
むしろ、部下に無理矢理に仕事をさせることは、上司として正しいことだと私は考えています。

なぜなら、人は、今までと違うことをすることに抵抗を感じることが多いものです。
結果、変われない。
しかし、企業は、今までと同じことをしていると業績が悪化していきます。

人口減少に転じた現在、業績を維持向上させるためには、今まで以上の量をこなすか、
違うこと、すなわち、より価値の高いものをやらなければならないのです。

だから、企業の維持存続のためには、ときには無理矢理に仕事をさせることは正しいと考えるのです。

 

北風と太陽の違いとは

北風のマネジメントとはなにか?

部下に、指示命令、ときには無理矢理にさせようとしたとき

「お前には言われたくない」
「お前がやれよ」

と否定的に思われてしまうのが北風のマネジメントです。

それ故に、組織は停滞してしまいます。
止まった水がやがて腐りだすように、組織も腐りだしていきます。

 

太陽のマネジメントは、
指示・命令・お願いを、ときには無理矢理にさせようとしても
部下から「あなたが言うなら!」とスピードで動き出してくれるやり方です。

経験は成長に、スピードは成果につながります。

 

北風と太陽の違いは、
「なにを言うのか」「なにをするのか」 ではなく、

「誰が言うのか」で決まります。

 

「この仕事は大変だろうけど、私がいつもそばについてるから」と上司から言われたとします。
尊敬する上司からなら、やる気が増すのではないでしょうか?

しかし、嫌いな上司に言われたらいかがでしょう?

同じ言葉であっても、部下があなたのことをどう思っているかで伝わり方が変わるのです。

 

北風のマネジメントは、組織を維持継続できない

多くの人が知るイソップ寓話「北風と太陽」は、実は2回目の勝負です。
1回目は旅人の帽子を脱がせる勝負でした。

太陽が照らすほどに、旅人は日よけとなる帽子を脱がない。
北風が、ビューっとひと吹きすると、帽子が飛んで行く。

1回目の勝負は北風の勝利でした。

本来の教訓は「帽子やコートなど、対象が変わればやり方を変える必要がある」だったのでしょう。

しかし、1回目の勝負にも、北風のマネジメントの問題が隠されています。
北風がビューとひと吹きして帽子を飛ばす方法は、2度3度と使えません。

あなたが帽子を飛ばされたらどうしますか?
その後は飛ばされないように帽子を押さえ続けるでしょう。

さらに強烈な北風で飛ばそうとすれば、きっと外出すらしなくなります。
つまりは離職となるわけです。

北風のマネジメントは、維持継続できないのです。
常に指示命令をし続けたり、お尻を叩きつづけなければならなくなります。

 

人材戦略の時代

売上・利益を上げていくためには販売戦略が重要です。
しかし、現在の企業においては、それ以上に人材戦略が重要な時代になりました。

以前の私はどう売るかばかりを考え、部下がどう思うのかを考えることは、あまりなかったように思います。というよりも、関係ないとさえ思っていました。

なぜなら、私が上司であり、指示命令の内容は仕事だからです。
上司の言うことに従って当然。
仕事なんだから、指示通りに仕事をしてあたりまえと思っていました。

その結果、チーム内は悪口三昧、生産性の低下、そして次から次へと辞めていきました。

当時は、それでもなんとかなっていました。
なぜなら、それ以上に採用ができたからです。
アルバイトをする年齢層は、現在の1.5〜2倍の人口がいた時代で、かつアルバイト先も少なかったからです。

採用が厳しくなった現在、人材戦略もなく運営を続けることは非常に厳しいでしょう。

人手不足のために、
機会損失を生み出し売上低迷しているチェーン店
それどころか、長期休業となったチェーン店もあります。

採用をしていくことはもちろん、せっかく採用した人材の離職率を限りなく0にし、ひとりひとりの生産性を高め、組織を成長させていく。

そのために必要な要件が3つあります。

あなたの部下が

「この会社で働けてよかった!」
「あなたと一緒に働けてよかった!」
「あなたみたいになりたい!」と思ってくれることです。

そんなあなたを実現するのが「太陽のマネジメント」です。

 

だからこそ、太陽のマネジメント

太陽のマネジメントは、愛と夢とちょっぴりの勇気から生まれます。

愛とは関心を持つこと。
正しくは、相手が関心を持っていることに関心を持つことです。

夢とは感謝をすること。
感謝とは、あたりまえのことにありがとうが言えることと、1%にもごめんなさいができることです。

ちょっぴりの勇気とは、昨日の自分を1ミリでも越えていくこと。
なぜなら、過去と他人は変えられないからです。
他人を変えるのではなく、自分が変わる勇気です。

 

愛と夢とちょっぴりの勇気が、あなたを輝かせます。

あなたの輝きが部下を輝かせる。
部下たちの輝きがあなたを更に輝かせる。
あなたと部下たちの輝きが、あなたのお店を会社を輝かせます。

そして、会社の輝きが、あなたの人生を輝かせる。

それが、太陽のマネジメントです。

 

ご興味あるかたは、こちらからお問い合わせください
http://square-one.jp/toiawase

2019年01月09日 | Posted in BLOG, 上司の魔法 | | No Comments » 

関連記事